エンディングノートのおすすめ7選|0円の法務省版から110円ノート・市販3冊まで比較

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「そろそろエンディングノートを1冊」と思って売り場に立ったものの、無料でもらえるものから2,000円を超えるものまで並んでいて、結局手ぶらで帰ってきた。そんな経験をお持ちの方は少なくありません。中身をめくってみても、どれも似たような項目が並んでいて、違いがよく分からないのです。

先に結論をお伝えします。エンディングノートは「値段が高いほど良い」ものではありません。0円の法務省版・110円の分冊ノート・1,188円から2,475円の市販ノートは、それぞれ向いている人がはっきり分かれます。選ぶ基準は「誰に、何を、いつまでに伝えたいか」の1点だけです。

この記事では、2026年8月時点で実際に入手できる7つの選択肢を、価格・ページ数・書ける内容まで公式サイトで確認したうえで比べます。あわせて、書き始める順番、スマホの中身をどう残すか、書いたノートを家族に見つけてもらう方法まで、一緒に考えていきましょう。

📝 押さえておきたいポイント
・0円から1,200円台まで、7つの選択肢を価格とページ数で比較
・無料の法務省版は全32ページ。相続・遺言・成年後見の解説までついてくる
・スマホのIDとパスワードは、紙のノートだけでは残しきれない
・書いたあとの保管場所を決めないと、家族に見つけてもらえない
目次

エンディングノートのおすすめが決まらないのは「選ぶ基準」がないから

エンディングノートのおすすめが決まらないのは「選ぶ基準」がないからの解説画像

買う前に決めるのは「誰に、何を、いつまでに伝えるか」

ノート選びで迷う一番の原因は、書く目的が定まらないまま売り場に行くことです。目的が決まれば、必要なページ数も価格帯も自動的に絞り込めます。

たとえば「入院したときに、離れて暮らす娘がすぐ動けるようにしたい」なら、必要なのは連絡先・かかりつけ医・保険証の場所・預金口座のある銀行名だけです。A5判16枚のノート1冊で足ります。一方で「自分がいなくなったあとの手続きを、配偶者が迷わず進められるようにしたい」なら、不動産・保険・年金・葬儀の希望まで書ける60ページ以上のものが要ります。

伝える相手も重要です。同居の配偶者に伝えるなら、口頭で補足できるので細かく書かなくても成り立ちます。県外の子に伝えるなら、書いていないことは伝わらないと考えて、住所や口座のある金融機関名まで具体的に残す必要があります。

注意したいのは、目的を欲張って「全部」にしてしまうことです。すべての欄を埋めようとすると量に圧倒されて手が止まります。最初は「入院したときに困らせない」という1つの目的に絞り、書けるところから埋めていくほうが、結果的に完成に近づきます。

準備している人は75歳以上でも23.3%という現実

エンディングノートは、名前は広く知られている割に、実際に用意している人は多くありません。日本トレンドリサーチと斎奉閣・家族葬会館和ごころが全国の男女1000人に行った調査(2023年2月公開)では、75歳以上の認知率が66.5%あるのに対し、準備率は23.3%にとどまっています。

年代別の準備率は、50代8.0%、60代10.7%、70〜74歳22.5%、75歳以上23.3%です。70代に入ると数字が2倍以上に跳ね上がるのは、周囲で入院や葬儀を経験する機会が増え、「他人事ではない」と実感するタイミングが来るからだと考えられます。

この数字は、裏を返せば「今書き始めれば、同年代の8割より先を行ける」ということでもあります。準備率が1割に満たない50代でノートを開いた人は、まだ体力も判断力も十分にある状態で書けるという大きな利点があります。

ただし数字に振り回される必要はありません。準備率が低いのは怠慢ではなく、「何から書けばいいか分からない」という入口の問題が大きいためです。この記事の後半でお伝えする「書く順番」を先に決めておけば、その入口はかなり越えやすくなります。

📊 データで見る
エンディングノートを「準備している」と答えた割合は、50代8.0%/60代10.7%/70〜74歳22.5%/75歳以上23.3%。認知率は75歳以上で66.5%あり、「知っているが書いていない」人が多数派です(出典:日本トレンドリサーチ・斎奉閣/家族葬会館和ごころ共同調査、全国の男女1000人、2023年2月公開)。

価格帯は0円・110円・1,200円台の3つに分かれる

市場に出ているエンディングノートは、価格で3つの層にきれいに分かれます。この3層を知っておくと、売り場で迷う時間が短くなります。

1つ目は0円の層です。法務省と日本司法書士会連合会が共同で作ったPDF版、そして各自治体が住民向けに配っている冊子がここに入ります。2つ目は110円の層で、ダイソーの分冊型「もしもノート」が代表格です。3つ目が1,188円から2,475円の市販層で、コクヨ・リベラル社・主婦の友社などの文具メーカーや出版社が出しています。

価格差はページ数と紙質、そして解説の充実度に出ます。0円のPDF版は自宅で印刷するため紙質は普通紙になりますが、法務省版は相続や遺言の解説が本文に組み込まれていて、情報量では市販品に引けを取りません。110円の層は薄い代わりに分冊で持ち運びやすく、市販層は1冊で完結し長期保存にも耐える紙を使っています。

気をつけたいのは、価格が高い=自分に合う、ではないことです。2,475円のノートを買っても、書く項目が自分の生活に合っていなければ空欄だらけになります。まず0円で試して、足りない部分が見えてから買い足すのが、無駄のない進め方です。

「書き切る」より「見つけてもらえる」ほうが大事

エンディングノートの価値は、書いた量ではなく、必要なときに家族の手元に届くかどうかで決まります。半分しか埋まっていないノートが枕元の引き出しにあるほうが、完璧に埋まったノートが誰も知らない場所にあるより、はるかに役立ちます。

実際、入院の連絡や葬儀の手配は、時間の余裕がない状況で進みます。緊急の医療措置や葬儀の段取りが終わってからノートが出てきた、という話は終活の現場では珍しくありません。せっかく書いた希望が反映されないまま手続きが進んでしまうのです。

そのため、ノートを選ぶときは「表紙が目立つか」「家族が普段開ける場所に置けるサイズか」という視点も加えてください。厚さ2cmを超えるバインダー型は本棚に紛れやすく、A5判の薄いノートは引き出しの浅い段に立てておけます。

そして買った日に、家族に一言「これを引き出しの一番上に入れたから」と伝えておくこと。これだけで、ノートが機能する確率は大きく変わります。書き始める前に済ませておきたい、たった10秒の準備です。

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まず0円で試す2つの選択肢|法務省版と自治体版

①法務省・日本司法書士会連合会版は全32ページの無料PDF

お金をかけずに始めたい方に最初におすすめしたいのが、法務省と日本司法書士会連合会が共同で作成した「エンディングノート 〜あなたに届け、わたしの想い〜」です。全32ページのPDFで、法務省のサイトから誰でも無料でダウンロードできます。

構成は2部に分かれています。第1部「エンディングノートを作成してみよう」は、氏名・生年月日・血液型・本籍・宗教・菩提寺などを書く「わたし自身のこと」と、預貯金や不動産を整理する「わたしの財産について」の2章です。第2部「いざという時のために知って安心」では、相続、法定相続情報証明、遺言、自筆証書遺言書保管制度、成年後見制度、相談先一覧までを解説しています。

市販ノートとの一番の違いは、この第2部にあります。令和6年4月1日から始まった相続登記の申請義務化についても触れられていて、「書く欄」と「制度の説明」が1冊にまとまっているのは、公的機関が作ったものならではの強みです。国民生活センターも、デジタル終活の資料の中でこのノートを紹介しています。

注意点は、印刷の手間がかかることです。32ページを自宅で両面印刷するとインクも紙も使いますし、プリンターがない家庭ではコンビニのネットプリントを使うことになります。最初の数ページだけ印刷して試し書きしてみて、続きそうなら全ページ印刷する、という順番が現実的です。

法務省/日本司法書士会連合会「エンディングノート 〜あなたに届け、わたしの想い〜」(PDF)

②自治体版は冊子でもらえる。青葉区は18頁、戸田市は9か所で配布

もう1つの0円の選択肢が、お住まいの市区町村が作っているエンディングノートです。印刷済みの冊子を窓口で受け取れるので、プリンターがなくても手に入ります。

横浜市青葉区の「わたしノート」は、令和7年7月に第2版が発行されました。本文18頁(表紙・裏表紙・目次を除く)で、プロフィールや人生の振り返りを書く「〇〇ノート」と、財産・ペット・介護・延命措置・葬儀・遺言について書く「もしもノート」の2部構成です。青葉区役所2階34番窓口、区内の地域ケアプラザ、青葉区社会福祉協議会で配布され、全ページのPDFダウンロードもできます。

埼玉県戸田市の「絆ノート」も無料配布で、市役所健康長寿課、地域包括支援センター、福祉センター、コミュニティセンターなど9か所で受け取れます。電子データの配布もあり、PDFは3.48MBです。財産やモノ、介護・医療、葬儀やお墓について記入でき、「すべての項目を埋める必要はなく、何度でも書き直せる」と案内されています。

自治体版の隠れた利点は、地域の相談先が載っていることです。地域包括支援センターの連絡先や、介護・見守りサービスの窓口が巻末に印刷されているものが多く、いざというときに家族がその1冊から次の一歩に進めます。お住まいの市区町村名と「エンディングノート」で検索すれば、配布の有無はすぐ分かります。

実は、最初の1冊は無料版で足りる人が多い

意外と知られていませんが、無料版と1,188円から1,210円の市販ノートの「書ける項目」は、8割方かぶっています。氏名・連絡先・かかりつけ医・保険・預貯金・葬儀の希望といった中核の欄は、どちらにも入っているのです。

差が出るのは、書き方の例文、コラム、記入見本といった補助部分です。つまり、書く内容がすでに頭の中にある人にとって、市販ノートで増える価値は限定的だということになります。逆に「何を書けばいいか分からない」という段階の人ほど、解説とコラムの厚い市販ノートが役に立ちます。

そこでおすすめしたいのが、まず無料版を3ページ書いてみるという試し方です。すらすら書けたなら、そのまま無料版で完成させて構いません。手が止まったなら、止まった箇所(多くは医療の希望かお金の欄です)の解説が充実した市販ノートを選ぶ。この順番なら、買ってから後悔することがなくなります。

ただし、無料PDF版は1回印刷したら差し替えができません。書き損じたページだけ印刷し直せるのはPDFの利点ですが、綴じ方を工夫しないとバラバラになります。2穴パンチで穴を開けてファイルに綴じておくと、追記も差し替えも楽になります。

💡 暮らしの知恵
無料PDF版を印刷するときは、いきなり全32ページを両面印刷せず、片面印刷にしておくのがおすすめです。裏面が空白なら、あとから思い出した情報を書き足せます。書き終えたページから順に2穴ファイルへ綴じていけば、途中でやめても「未完成のノート」ではなく「今日までの記録」として残ります。

110円で始める③ダイソー「もしもノート」5冊の使い分け

110円で始める③ダイソー「もしもノート」5冊の使い分けの解説画像

5冊それぞれに書けることがはっきり分かれている

3つ目の選択肢が、ダイソーの分冊型「もしもノート」です。全5種類、それぞれ110円(税込)、A5判16枚という手のひらサイズで、文具コーナーに並んでいます。

内訳は、じぶんノート(プロフィール、マイヒストリー、パスワードとID、連絡先リスト)、おかねノート(銀行口座、クレジットカード、収入支出、電子マネー、保険、不動産)、けんこうノート(かかりつけ医、既往歴、お薬、検診の記録、介護)、うちの子ノート(ペットのプロフィール、ごはん、お世話、通院記録)、おつきあいれんらくノート(家族親族、大切な日リスト、贈答記録、友人)の5冊です。

この分け方の優れているところは、1冊あたりの分量が16枚しかないことです。「今日はけんこうノートだけ」と決めれば、30分で1冊の骨格が埋まります。分厚い1冊を前にして「今日はどこから?」と迷う時間が発生しません。

気をつけたいのは、5冊すべてを買う必要はないという点です。ペットを飼っていなければうちの子ノートは不要ですし、贈答記録を細かくつけない家庭ならおつきあいノートも後回しで構いません。自分に必要な2冊だけ選べば220円です。

✅ チェックリスト
  • ☑ 入院にすぐ備えたい → けんこうノート(かかりつけ医・既往歴・お薬)
  • ☐ 口座や保険が複数ある → おかねノート(銀行・保険・不動産・電子マネー)
  • ☐ 離れて暮らす子に連絡網を渡したい → じぶんノート(連絡先リスト)
  • ☐ 犬や猫と暮らしている → うちの子ノート(ごはん・通院記録)
  • ☐ 親族づきあいが広い → おつきあいれんらくノート(家族親族・贈答記録)

分冊型が続く理由と、どの1冊から始めるか

分冊型が続きやすいのは、「終わり」が見えるからです。16枚のノートなら、書き始めた日に半分まで進む実感が持てます。人は進捗が見えるものほど手を戻しやすく、これは終活に限った話ではありません。

最初の1冊としておすすめしたいのは、けんこうノートです。かかりつけ医の名前と電話番号、飲んでいる薬、過去の入院歴は、すべて調べれば分かる事実であり、気持ちの整理を必要としません。しかも救急搬送されたときに、家族が最初に聞かれる情報でもあります。

2冊目はおかねノートです。ここは残高を書く必要はなく、「どの銀行に口座があるか」「どの保険会社と契約しているか」という所在だけで十分に役立ちます。金融機関名と支店名が分かれば、家族はそこから手続きを始められます。

逆に、じぶんノートの「マイヒストリー」は最後で構いません。人生を振り返る欄は、書き始めると筆が止まりやすい部分です。事実の欄を先に固めてから、気持ちに余裕のある日に少しずつ埋めていくほうが、無理なく進みます。

100円ノートの限界は「紙の薄さ」と「情報の守り方」

110円のノートにも当然、弱点はあります。1つは紙質と綴じの強さです。長期保存を前提に作られた市販ノートと違い、10年単位で引き出しに入れておくと日焼けや折れが出ます。書き直しの多い最初の数年向き、と考えるとよいでしょう。

2つ目は、5冊に分かれているぶん、紛失や置き忘れのリスクが上がることです。1冊だけ別の部屋に置いたまま忘れる、ということが起こり得ます。輪ゴムやクリアファイルで5冊をひとまとめにして、同じ場所に戻す習慣をつけてください。

3つ目が最も大切な点で、じぶんノートには「パスワードとID」の記入欄があります。ここに実際のパスワードをそのまま書き込むと、ノートを見た人が誰でもアカウントに入れてしまいます。パスワードの残し方には安全なやり方があり、この記事の後半で詳しく取り上げます。

これらを踏まえると、110円ノートは「まず情報を洗い出すための下書き」として使い、内容が固まったら市販ノートや無料PDF版に清書する、という二段構えが合理的です。下書き代が110円なら、気軽に書き損じられます。

1,000円台の市販3冊はどう違う?④コクヨ⑤リベラル社⑥主婦の友社

④コクヨ「もしもの時に役立つノート」は保存性で選ぶ1冊

市販ノートの定番が、コクヨの「もしもの時に役立つノート」(LES-E101)です。コクヨ公式オンラインショップでの価格は2,475円(税込)、セミB5判(およそタテ25cm×ヨコ18cm)で32枚、つまり64ページあります。

この1冊の特徴は、中紙に「コクヨ帳簿紙」を使っていることです。帳簿紙はもともと長期保存を前提に作られた紙で、10年20年と保管しても劣化しにくく、書き心地もなめらかです。表紙はオレフィンカバーで、水や汚れにも比較的強くなっています。CD-R1枚を収めるディスクケースが付いているのも、写真や書類のデータを一緒に残したい人には便利な仕様です。

記入項目は、銀行口座・保険・クレジットカードなど、年齢を問わず今日から書ける実務的な欄が中心です。「もしも」を人生の終わりだけでなく、入院や事故も含めて捉えている設計なので、50代でも空欄になりにくい構成といえます。

価格については補足が必要です。公式ショップの2,475円に対して、通販サイトでは1,228円といった価格でも流通しています。同じ型番でも販売店によって差が出るため、購入前に複数の店を見比べておくと納得して選べます。

コクヨ公式ステーショナリーオンラインショップ「エンディングノート(もしもの時に役立つノート)」

⑤リベラル社「一番わかりやすいエンディングノート」は迷わず書ける順番が売り

「何から書けばいいか分からない」という方に合うのが、リベラル社の「一番わかりやすい エンディングノート」(監修・東優)です。定価1,188円(税込、本体1,080円)、B5判64ページ・2色刷で、2019年10月発行です。

この1冊は、3,000人の終活セミナー受講者の声をもとに構成されていて、前から順に書き込んでいくと自然に必要な情報がそろう設計になっています。書く順番を自分で組み立てる必要がないので、机に向かってすぐ手が動きます。

実用面で光るのが、暗証番号など重要情報を隠すスクラッチシールが付いていることです。書いた数字の上にシールを貼れば、ノートを開いただけでは読み取れません。前の章で触れた「パスワードをそのまま書くリスク」に、製品として答えを用意している点は評価できます。

注意点として、発行が2019年である以上、制度の記述は発行時点のものです。相続登記の義務化は令和6年4月1日から始まっており、こうした新しい制度は最新の公的サイトで確認する必要があります。記入用ノートとして使い、制度の確認は法務省のサイトで、と役割を分けるのが安全です。

⑥主婦の友社「書いて安心 エンディングノート」は項目の広さで選ぶ

3冊目は主婦の友社の「書いて安心 エンディングノート」です。定価1,210円(税込)、B5判80ページで、2016年12月24日に発売されました。今回比べた市販3冊の中では、ページ数が最も多い1冊です。

カバーする範囲は広く、預貯金口座、保険・年金、クレジットカード番号、ローン、不動産といったお金まわりから、医療・介護の希望、相続、葬儀・お墓の希望、重要な連絡先、ペット、親しい人へのメッセージまで入っています。病気や介護、相続の場面で必要になる手続きの解説も添えられています。

向いているのは、不動産やローンがあり、書くべき項目そのものが多い人です。逆に、賃貸住まいで口座が1つ2つという方には、80ページのうち相当な部分が空欄になります。空欄が多いノートは見返す気力を削ぐので、そこは正直に見積もったほうがよいでしょう。

選び方の目安としては、書きたい項目を紙に10個書き出してみて、そのうち7個以上が「お金・不動産・相続」に寄るならこの1冊、「気持ち・思い出・メッセージ」に寄るなら別の1冊、と分けて考えると失敗しにくくなります。

主婦の友社「書いて安心 エンディングノート」書籍ページ

7つを並べて比べると、選ぶべき1冊が見えてくる

ここまで紹介した7つの選択肢を、価格・分量・向いている人で一覧にしました。数字はいずれも2026年8月時点で各公式サイトを確認したものです。

選択肢価格(税込)分量向いている人
①法務省/日本司法書士会連合会版0円(PDF)32ページ相続・遺言の基礎も一緒に知りたい人
②自治体版(例:青葉区わたしノート)0円本文18頁冊子で受け取りたい・地域の相談先も知りたい人
③ダイソー もしもノート(5種)各110円A5判16枚分野を絞って短時間で書き上げたい人
④コクヨ もしもの時に役立つノート2,475円(公式)セミB5・32枚長期保存を重視する人・データも一緒に残す人
⑤一番わかりやすいエンディングノート1,188円B5判64ページ書く順番を任せたい人・暗証番号を隠したい人
⑥書いて安心 エンディングノート1,210円B5判80ページ不動産・ローン・保険など項目が多い人
⑦デジタル終活の設定(Google/Apple)0円設定のみスマホに写真・契約・決済が集中している人

立場別に整理すると、こうなります。60代前半で「まだ先の話」と感じている方は、③のけんこうノート1冊(110円)から。70代で相続や不動産が気になり始めた方は、①の無料PDFで制度を押さえつつ⑥で項目を埋める。親に書いてもらいたい子世代の方は、②の自治体版を窓口でもらってきて「これ、区役所でもらってきたよ」と渡すのが、最も角が立たない渡し方です。

⚠️ 気をつけたいこと
失敗例:多機能な高価格ノートを買って3ページで止まる
「せっかくだから一番しっかりしたものを」と2,475円のノートを買い、最初の3ページで手が止まる。これは終活相談でよく聞かれるつまずき方です。原因は、冒頭に自分史や気持ちを書く欄が置かれているノートを、事実の整理が目的の人が選んでしまうことにあります。
対策:買う前に必ず中身を数ページめくり、最初の10ページが「事実の欄」か「気持ちの欄」かを確認する。事実から入れるノートを選べば、初日で手が止まりません。

⑦スマホの中身をどう残す?紙のノートだけでは足りない

⑦スマホの中身をどう残す?紙のノートだけでは足りないの解説画像

国民生活センターに届いた3つの相談から見えること

7つ目の選択肢は、紙ではなくスマホの設定です。国民生活センターは令和6年11月20日、「今から考えておきたいデジタル終活」という報道発表資料を公表し、実際に寄せられた相談事例を紹介しています。

1件目は、亡くなった兄がネット銀行に口座を持っていたようだが、スマホが開けず契約先が分からない、という相談(2024年2月受付、60歳代男性)。携帯電話会社の店舗に画面ロックの解除を依頼しても「初期化はできるが解除はできない」と言われたそうです。2件目は、コード決済サービスの相続手続きが1か月以上たっても終わらないという相談(2023年10月受付、50歳代女性)。3件目は、亡くなった夫が契約していたサブスクの請求を止めたいのに、IDとパスワードが分からず解約できないという相談(2024年7月受付、80歳代女性)です。

資料は、この3件から3つの特徴を挙げています。故人のスマホやパソコンのパスワードが分からない場合、第三者がロックを解除するのは困難であること。ネット上の資産は本人以外が実態を把握しにくく、相続手続きに時間がかかること。そしてサブスクは、解約手続きをしない限り請求が続くことです。

背景には利用率の上昇があります。総務省の令和5年通信利用動向調査では、スマートフォンでインターネットを利用する人は60代で78.3%、70代で49.4%です。10年前とは前提が違うのだと考えて、紙のノートに「スマホの中身」の項目を足しておく必要があります。

国民生活センター「今から考えておきたい『デジタル終活』」(令和6年11月20日公表・PDF)

Googleアカウント無効化管理ツールは10人まで指定できる

Googleは、アカウントが一定期間使われない状態が続いたときに備えて、「アカウント無効化管理ツール」という設定を用意しています。利用は無料です。

このツールでは、アカウントデータの一部を共有したり、他のユーザーに通知したりする設定ができます。データを受け取る相手は10人まで指定でき、設定はアカウント無効化管理ツールのページから行います。Gmailの受信メールや、Googleフォトに預けた写真が対象になるため、家族が契約先を調べる手がかりとしても、思い出を受け取る手段としても意味があります。

設定にかかる時間は、指定する相手が1人なら10分程度です。ノートに「Googleの無効化管理ツールを設定済み、指定先は長男」と1行書いておけば、家族はそこから写真やメールにたどり着けます。設定しただけで伝えていなければ、家族は存在を知らないままです。

注意したいのは、無効化までの待機期間を短くしすぎないことです。入院などで数か月使わないことは現実に起こります。設定後も年に一度は内容を見直し、指定した相手のメールアドレスが変わっていないか確認しておきましょう。

Google アカウント ヘルプ「アカウント無効化管理ツールについて」

iPhoneなら「故人アカウント管理連絡先」を設定しておく

iPhoneをお使いなら、Appleの「故人アカウント管理連絡先」を設定できます。こちらも無料で、生前に信頼できる人を登録しておくと、亡くなったあとにその人がApple Accountの一部データにアクセスできる仕組みです。

設定手順は、設定アプリを開き、一番上の自分の名前(Apple Account)をタップ、「サインインとセキュリティ」、「故人アカウント管理連絡先」、「管理連絡先を追加」と進みます。利用にはiOS 15.2以降と、2ファクタ認証が有効なApple IDが必要です。複数人を指定でき、13歳以上が設定の対象になります。

設定するとアクセスキーが発行されます。相手がiPhoneを使っていればそのApple Accountに登録され、使っていない場合は画面に表示されたアクセスキーを印刷して渡します。この印刷したキーをエンディングノートに挟んでおくと、いざというときに家族が探し回らずに済みます。

ただし、アクセスキーを持っているだけでは使えません。故人アカウント管理連絡先となった家族が死亡診断書などの法的書類を提出し、Appleの審査を通ってはじめてデータにアクセスできる流れです。手続きに時間がかかることを見込んで、写真など急いで必要になるものは、別途バックアップを共有しておくと安心です。

パスワードは「修正テープ方式」で紙に残す

ここまで読んで「結局スマホのロック解除パスワードはどうすれば」と思われたかもしれません。国民生活センターの資料は、この点について具体的な方法を紹介しています。

手順は2段階です。まず名刺大の紙にパスワードを記入し、パスワード部分に修正テープを2〜3回重ね貼りしてマスキングして保管します。そして遺族が必要になったときに、コインなどで修正テープの部分を削ってパスワードを読み取ります。誰かが削った跡があれば見られたと分かるので、その場合はすぐパスワードを変更して対処します。

もう1つの方法として、パスワードをそのまま書かず、家族にだけ分かる合言葉(「パートナーの誕生日」など)を記載するやり方も挙げられています。数字そのものを書かないので、ノートを他人に見られても実害が出にくくなります。

あわせて、契約しているサービス名とIDを日頃から整理しておくことも勧められています。ID・パスワードが分からなくても、契約先の事業者さえ特定できれば、遺族から連絡することで解約に応じてもらえるケースが多いとされています。つまり「サービス名の一覧」を書くだけでも、家族の負担は確実に減るということです。

✅ やっておきたいこと
  1. Step1: 契約中のサブスク・ネット銀行・コード決済のサービス名を、思い出せるだけノートに書き出す
  2. Step2: スマホのロック解除パスワードを名刺大の紙に書き、修正テープを2〜3回重ねて貼り、ノートに挟む
  3. Step3: Googleは「アカウント無効化管理ツール」、iPhoneは「故人アカウント管理連絡先」を設定し、指定した相手の名前をノートに1行書く

どの項目から書き始めると挫折しないか

1日目は「調べれば分かる事実」だけを埋める

ノートが手元に届いたら、最初の1日は気持ちの欄を飛ばして、事実の欄だけを埋めてください。氏名、生年月日、血液型、本籍、健康保険証や年金手帳の保管場所、かかりつけ医の名前と電話番号。この6項目なら30分で終わります。

事実から入るべき理由は、判断がいらないからです。「延命治療をどうするか」は考える時間が必要ですが、「かかりつけ医は誰か」は考えなくても書けます。最初の30分で数ページ埋まると、ノートが「自分のもの」になり、次に開くときの心理的な負担が下がります。

具体的な進め方としては、健康保険証・診察券・お薬手帳・年金手帳・通帳を机の上に全部出してから書き始めるのが早道です。手元に現物があれば、番号や名称を思い出す必要がありません。写すだけの作業になります。

気をつけたいのは、1日で完成させようとしないことです。1回30分、月に2回。これで半年もあれば主要な欄は埋まります。終活は締め切りのある作業ではないので、書ける日に書ける分だけ、という姿勢のほうが長続きします。

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医療・介護の希望は「人生会議」とセットで考える

次に取りかかるのが、医療や介護の希望です。ここは1人で決めるより、家族と話しながら書くほうが実現につながります。厚生労働省は、この話し合いを「人生会議」(ACP、アドバンス・ケア・プランニング)という愛称で呼んでいます。

人生会議とは、もしものときに備えて、今後どんな治療を受けたいか、あるいは受けたくないか、人生の最終段階をどこで誰と過ごしたいかを、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組みです。厚生労働省は「気持ちは変わっていくこともあるので、その都度、何度でも繰り返し話し合うことが大切」と説明しています。

ただ、実際にはあまり浸透していません。調査では一般国民の72.1%が人生会議を知らず、68.6%が詳しく話し合ったことがないという結果が出ています。ノートに希望を書いたら、その内容を家族に一度読んでもらうだけでも、この話し合いの入口になります。

書き方のコツは、断定せずに幅を持たせることです。「延命治療はしない」と一言で書くより、「回復の見込みが低い場合は、痛みをやわらげる治療を優先してほしい」と状況を添えるほうが、家族も医療者も判断しやすくなります。気持ちが変わったら書き直せばよく、日付を添えておけば最新の考えがどれか分かります。

厚生労働省「人生会議(ACP)について」

お金の欄は「残高」ではなく「所在」を書く

お金の欄で手が止まる方は多いのですが、書くべきは金額ではなく所在です。どの銀行のどの支店に口座があるか、どの保険会社と契約しているか、証券口座はあるか。この3つが分かれば、家族は手続きを始められます。

残高を書かないほうがよい理由は2つあります。1つは、残高は日々変わるので書いた瞬間から古くなること。もう1つは、金額が書かれたノートは、盗み見られたときの被害が大きくなることです。所在だけなら、万が一他人の目に触れても直接の被害にはつながりにくくなります。

整理の順番としては、通帳とキャッシュカードを全部出して金融機関名を書き出し、次に保険証券を集めて会社名と証券番号を書き、最後に電子マネーやコード決済のサービス名を足す、という流れが効率的です。使っていない口座が見つかったら、この機会に解約しておくと家族の手続きが1つ減ります。

不動産がある場合は、所在地と、権利証や登記識別情報通知の保管場所を書いておきます。相続登記の手続きは専門的な判断を含むので、詳しくは司法書士や法務局の窓口に確認してください。ノートには「どこに何があるか」を書き、判断は専門家に委ねる。この線引きが安全です。

「想い」のページは最後でいい

家族へのメッセージや自分史のページは、いちばん最後に回して構いません。ここは書き始めると時間がかかるうえ、体調や気分に左右されやすい部分だからです。

それでも書いておく価値はあります。手続きの情報は誰かが調べれば分かりますが、「ありがとう」の一言は本人にしか書けません。葬儀の希望や財産の所在は事務的に処理されていく中で、この数行だけが家族の手元に長く残ります。

書き方に決まりはありませんが、宛名を分けると書きやすくなります。「配偶者へ」「長男へ」「長女へ」と見出しを立て、それぞれに3行ずつ。全員に向けた長文より、一人ひとりへの数行のほうが、読む側の受け取り方も違ってきます。

なお、この欄に財産の分け方を書いても、法的な効力はありません。「誰に何を渡したいか」を法的に確実にしたい場合は、遺言書という別の形式が必要になります。その違いを、次の章で整理します。

書いたあとが本番|保管場所と遺言書との違い

法的効力はない。だから遺言書と役割を分ける

エンディングノートと遺言書の一番の違いは、法的効力の有無です。エンディングノートに遺産の分割割合や分け方を書いても、それだけでは法的な効力を持ちません。相続人が「本人の気持ちを尊重しよう」とまとまればよいのですが、そうならない可能性も残ります。

一方で遺言書には法的効力があり、民法の定める方式に沿って作成すれば、遺産の分け方について本人の意思を反映させられます。ただし方式には細かい要件があり、不備があると効力が認められないこともあるため、作成にあたっては専門家や公証役場に相談するのが確実です。

逆に、エンディングノートにしか書けないこともあります。延命治療の希望、介護をどこで受けたいか、葬儀に呼んでほしい人、ペットの世話の引き継ぎ、家族へのメッセージ。これらは遺言書の対象外であり、しかも本人が元気なうちに伝わっていないと意味がない情報です。

つまり、どちらか一方を選ぶのではなく、役割で分けるのが現実的です。気持ちと生活面の希望はエンディングノートに、財産の分け方は遺言書に。この2本立てにしておけば、家族が迷う場面をかなり減らせます。

法務局の自筆証書遺言書保管制度は1件3,900円

自分で書いた遺言書(自筆証書遺言)を、法務局が預かってくれる制度があります。自筆証書遺言書保管制度といい、手数料は遺言書の保管の申請1件につき3,900円です。納付は収入印紙で行い、印紙は各遺言書保管所で購入できます。

関連する手数料も公表されています。遺言書の閲覧請求はモニターによる場合1回1,400円、原本の場合1回1,700円。遺言書情報証明書の交付請求は1通1,400円、遺言書保管事実証明書の交付請求は1通800円、申請書等・撤回書等の閲覧請求は1件1,700円です。なお、遺言者本人による撤回の申請と、住所等の変更届出には手数料がかかりません。

この制度の利点は、自宅保管にありがちな紛失・改ざん・発見されないといったリスクを避けられることです。前章で紹介した法務省版エンディングノートにも、この制度の解説ページが含まれています。エンディングノートを書きながら制度を知り、必要なら遺言書に進む、という流れが自然にできます。

制度の利用条件や必要書類、管轄の遺言書保管所は法務省のサイトで確認できます。相続の内容そのものについては個別事情によって扱いが変わるため、具体的な進め方は司法書士・弁護士などの専門家にご相談ください。

法務省「自筆証書遺言書保管制度 手数料」

⚠️ 気をつけたいこと
失敗例:厳重にしまいすぎて、家族が見つけられなかった
大切なものだからと銀行の貸金庫や自宅の耐火金庫にノートをしまい込み、家族が存在に気づかないまま入院・葬儀の手配が進んでしまう。書いた希望が反映されない最大の原因がこれです。貸金庫は、相続手続きが済むまで開けられないこともあります。
対策:保管場所は「リビングの決まった引き出し」「仏壇のそば」など、家族が日常的に開ける場所に。そのうえで「この引き出しの一番上に入れてある」と口頭で伝え、できれば家族の1人には現物を見せておく。

1年に1回、書き直す日を決めておく

エンディングノートは、書いた日から少しずつ古くなります。口座を解約した、保険を切り替えた、かかりつけ医が変わった、携帯電話の会社を替えた。1年あれば、いくつかは必ず変わっています。

そこでおすすめしたいのが、見直す日をあらかじめ決めてしまうことです。誕生日、元日、あるいは確定申告の時期など、毎年必ず来る日に紐づけると忘れません。所要時間は15分ほどで、変わった箇所に二重線を引いて書き直し、日付を添えるだけです。

見直しのついでに、家族に「まだあの引き出しに入っているからね」と伝え直すこともできます。1回伝えただけでは忘れられてしまいますが、年に1回話題に出していれば、いざというとき家族の記憶に残っています。

また、この見直しの日は、物の整理を一緒に進めるきっかけにもなります。ノートに「不要な口座を解約した」と書き足すのと同じ感覚で、使っていない物を1つ手放す。書類の整理と物の整理は、同じ時期に進めると相乗効果が出ます。

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まとめ|0円で試して、足りない分だけお金をかける

🍀 この記事の結論

エンディングノートは0円の法務省版・自治体版で試し、足りない項目が見えてから市販ノートを買えばよい。書いた場所を家族に伝えることが最も重要。

✅ 要点チェック
  • 無料版:法務省版は全32ページ、青葉区版は本文18頁
  • 110円:ダイソーもしもノートはA5判16枚の5分冊
  • 市販:1,188円・1,210円・2,475円の3冊で項目数が違う
  • デジタル:Googleは10人まで指定、iPhoneは管理連絡先
  • 遺言書:法務局の保管申請は1件3,900円
  • 保管:金庫より、家族が毎日開ける引き出しへ

エンディングノート選びで大切なのは、価格でも項目数でもなく、「自分が書き続けられるか」と「家族が見つけられるか」の2点です。この2点さえ満たしていれば、0円のPDFでも110円のノートでも十分に役目を果たします。逆に、どれだけ立派なノートでも、空欄のまま金庫に眠っていれば家族の助けにはなりません。

7つの選択肢を振り返ると、①法務省・日本司法書士会連合会版(0円・32ページ)と②自治体版(0円)は、費用をかけずに全体像をつかみたい人に。③ダイソーのもしもノート(各110円・A5判16枚)は、分野を絞って短時間で書き上げたい人に。④コクヨ(公式2,475円・セミB5・32枚)は長期保存を重視する人に、⑤リベラル社(1,188円・B5判64ページ)は書く順番を任せたい人に、⑥主婦の友社(1,210円・B5判80ページ)は不動産やローンなど項目が多い人に向いています。そして⑦のGoogle・Appleの設定は、どのノートを選んだ人にも共通して必要な備えです。

最初の一歩として、今日できることを1つだけ挙げるなら、健康保険証・お薬手帳・診察券・通帳を机の上に出してみることです。現物を並べれば、書くべき情報の8割はそこにあります。あとは無料PDFの最初の数ページを印刷して、写していくだけです。30分あれば、ノートは「自分のもの」になります。

そして書き終えたら、家族に一言。「これ、この引き出しに入れておくからね」。この一言が、ノートを本当に役立つものに変えます。焦って完成させる必要はありません。書ける日に書ける分だけ、年に1回見直しながら、少しずつ育てていきましょう。

※本記事の価格・ページ数・手数料は2026年8月時点で各公式サイトを確認したものです。制度の詳細や個別の相続・遺言の取り扱いについては、法務局・自治体の窓口や司法書士などの専門家にご確認ください。

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この記事を書いた人

シニア世代の暮らしに役立つ情報を発信中。孫へのお祝いマナーや冠婚葬祭のしきたり、健康管理や終活の準備まで、日常の「困った」を解決する記事を心がけています。ご家族の方にも読んでいただける、安心できる情報源を目指しています。

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